Quantcast
Channel: (株)ニコリ社長 鍜治真起のblog
Browsing all 89 articles
Browse latest View live

浅草。

 3年ぶりの「平成中村座」は感慨深かった。18世中村勘三郎が特設の芝居小屋を造っての興行が平成中村座だった。その設備を持って息子の勘九郎、七之助が金龍山・浅草寺の裏に公演を打った。17世勘三郎のときの勘九郎を思い出してしまい、あの迫力、洒脱さ、オーラは望むべくもなく、ないものねだりなことが分かる。息子たちの行く末を温かく見守りたい。...

View Article


ヒヤリング。

 春はなまめかしい。地方を歩いていると、風に匂いも感じてなんだか力が抜けてゆく。最初から腹に力が入っていないので、歩くのもやめたくなる。じっとここにいたくなる。 そんで東京に戻ってくるとアタマが切り替わらない。 JR新宿駅のホームに降りたらアナウンスが「じんせいは3号車から6号車までです」と言った。ように聞こえた。ああ。 そう、「自由席は」と言ったのはあたりまえのことであって。ああ。...

View Article


ネリネリ。

 GWはいかがお過ごしまいたでしょうか。私はふらふらネリネリしていた。  富津(千葉)に前泊し、ガキの興奮よろしく、眠れずの翌早朝、館山から外房に回り、秘密の野池に入り、ヘラブナ釣りに精を出したのだった。...

View Article

通り名。

...

View Article

結婚式。

 東京から直接マウイ島に来て、今日で10日目です。ホノルル、トランジット。前半は東端のハナで過ごし、後半は南西のラハイナでコンドミニアム暮らし。 今回の主目的は、次女なつ子(29才)とカズクン(31才)の結婚式参列。ビーチでの式はまあ明るく楽しくて、炎天下では泣く瞬間もなかった。そのあと、プールサイドでのBBQパーティは、イエでやる1人BBQの1万倍、楽しかった。...

View Article


よく歩き、よく飲み。

雪渓に 一際紅い 谷空木 妙高山(2400m)を登ってきました。雪が多くて途中下山。今も足がガタガタで駅の階段、降りられぬ。満開のタニウツギ、水芭蕉、ショウジョウバカマに遇えてよかった。マウイ島 ジョン・フォガティも 参列か...

View Article

法螺貝。

 マウイ島ビーチでの結婚式は、太陽が中天にある中で始まった。関係者は10人規模。砂浜の木蔭で休んでいる現地の人たちもにこやかに見守ってくれて。クマのようなハワイ人の神父は、笑わせるのが好き。主役2人にロングキッスを5回も6回もやらせて悦に入っている。法螺貝を何度も吹き、遠くの現地人は手を叩いて喜んでくれている。法螺貝の音色は太く暖かいもんだなあ、とちょいと感動した。...

View Article

焼きそば。

 コンビニの奥に入っていくと、「お帰りなさい」というポップがあり、いい言葉だなあ、と思う、お帰りなさい。 しかし、まだ帰れない人がたくさんいるニッポン。 そのポップの下に「ペヤング焼きそば」ですよ。先月帰ってきたペヤング焼きそばを、おととい、福島駅そばのホテルで食べた。先月から4食目だ。ホテルに泊まると夜食用に買い求めてしまう。それで先月から地方に4回行っていることがばれるのでした。...

View Article


イエそば。

 遅ればせながら先月、小型飛行機が調布飛行場から離陸後10数秒で墜落した住宅地は、私のイエから800mの場所でした。イエそば800m。飛行場滑走路から墜落地まで500m。墜落地からイエまで800m。イエから飛行場まで1000m。の三角形です。亡くなった方々に合掌。 8月のニッポンも鎮魂月間ですね。 「調布飛行場って管制塔がないんだってね」 「あ、そうそう、だから落ちたのかなあ」...

View Article


駅そば。

 駅そば、というタイトルで書きたい。 と思ったら「構内」について考えてしまっている私です。すまん、長引きそう。駅構内って、改札口内、外、どこまで指すの?...

View Article

引っ越し。

 この時期に引っ越し。玉の汗をかいてね。何事も突然決めなければならないことが多くなる時代になりました。 あ、私は引っ越しませんよ。地方のホテルのエアコンが大好きなだけです。(イエではエアコンつけないので) 今週始めに魔王(推定44才...

View Article

鼻毛とムービー。

 先週の水曜日の夜に、自分の鼻毛を切る夢を見てしまった。書道の小筆の先の毛、ゼンブほどだから、鼻の穴いっぱいに生えていたムード。はさみで切って目が覚めた模様。そんな夢、人生で初めて。 「夢」の監督は誰なんだろう。 そんな目覚めの悪い翌木曜日だ。で、なぜか2年くらい前に見た映画の女優が思い浮かんできた。鼻毛とは関係なくです。 あのかわいいデブ、よかったなあ。よしっと、パソコンで「太った女優...

View Article

強火な男。

 先週末の飲み会合宿は、竹内コーノスケ(私と同い年 63才)の別荘(マンション)で。山中湖が一望でき、富士山が青い姿態を麓まで見せてくれて言うことなし。 私だけ石和で馬券を買ったり、西湖でヘラブナ釣りをしたり、テニス、散歩で単独行動ばかり。ホントに貧乏性だ。...

View Article


中秋の名月。

 今年の中秋の名月は名月になった東京です。まあでかい。 「残月」というのがある。確か真田昌幸の愛馬の名前じゃなかったか。残月ってどういう状況なんだろう。ググればいいのにね。 先々週からケータイをスマホに替えて、いつも以上に行方不明状態のわたくし。もっぱらカメラとして使い、喜んでいます。 越前に行った後、尾張、伊豆を徘徊していろいろあった。...

View Article

64才の人格。

 誕生日が過ぎて10日が経ち、生まれて初めての64才生活。新鮮ですねえ。 イエのアオハダからアジサイまで3mの距離を女郎蜘蛛が糸を渡し、結局直径1mの銀色の巣を張った。朝はその巣が露にも濡れ、キラキラとまぶしい、宙に浮くラメの布きれ。  うちの女郎蜘蛛は深大寺のより少しやせているなあ。...

View Article


はにゅはにゅ。

 先週末の山登りは那須岳だった。アオキという友人の誘いに乗ったのが良かった。温泉小屋に1泊して、茶臼岳と朝日岳を小春日和の中、気持ちよく登ってきました。 そんで帰りのクルマで、「羽生IC」を見て、忘れていたことを思い出したのだ。...

View Article

見っけ。

 9月上旬のこと。昼過ぎに、カレー南蛮を食べようと、決め打ちで上野「翁庵」に入ったら「カジさん」と声をかけられた。「おおう、しのちゃん」 妙齢なしのちゃんが、厨房の洗い場からエプロン姿で客席まで出てきてくれたのだった。2年ぶりである。いつも夜のスナックの話し相手(?)だったからびっくり。その店は辞めて1年前からここで働いているとのこと。また会いましょう。...

View Article


お祝いのコトバ。

 月刊「本の雑誌」というのがある。創刊40周年を迎えた。面白い本ばかりを紹介してきて40年である。創刊時から「本は娯楽だ」と、椎名誠、目黒考二、沢野ひとし、木村弁護士それぞれが勝手にエンタメ本を自画自賛してきた。画期的で孤高な雑誌。 この雑誌がこの度「菊池寛賞」を受賞した。素晴らしいことである。...

View Article

情緒安定。

 情緒が安定しているとあっというまに20日間が経ってしまうのでした。 そのあいだ、情緒不安定になったのは、小倉競輪祭、ラグビーの慶早戦、ジャパンカップ、野菜買いすぎというかみさんの異議申し立て、連続8ホールバンカー入り、夕暮れとド深夜のタバコ禁断症状、つまらぬ落とし物で道路全力疾走180m、などなど。...

View Article

よいお年を。

 今日は仕事納めの大掃除です。 3日前のひと雨で白いサザンカの花がゼンブ落ちてしまった。地面はタマネギのスライスがぶちまけられたようで、まあきれいだ。 そのあとの陽光の下、一気にロウバイが咲いてしまい、これまた良い香りです。...

View Article
Browsing all 89 articles
Browse latest View live